プレミアリーグへのベットに対するVARの影響

EPLベッティングに対するVARの影響

プレミアリーグで討論される話題が尽きることはありません。かならす1つや2つは議論に上がります。 元選手たちは毎週、これらの判断を実証することによってキャリアを切り開いてきました。そして今、ハイレベルな論争を巻き起こしている話題が上がっています。そう、それは「VAR」

ビデオアシスタントレフリー(VAR)とは?

ビデオアシスタントレフリーシステムは、2019/20シーズンの開始以来導入されており、私たちも試合の結果にどのように影響したかを目の当たりにしてきました。当然、賭けの世界も例外ではありません。

各試合で実施されているVARチェックの数を正確に知ることは不可能ですが、ベッターはライブテキストフィードと試合レポートから独自に調べることはできます。米メディアESPNは、VARによって覆された審判記録も保存しています。

確かに言えることは、全ての得点されたゴール、レッドカード、そしてペナルティがグラウンドにいるレフェリーの診断を再確認する目的から、プレミアリーグのVARの拠点が置かれているストックリー・パークがチェックを行なっているということ。 VARはまた、スタジアムの職員チームが見逃した場合に備えて、スポットキックまたは退場などのインシデントの有無をチェックしています。

VARは2019/20プレミアリーグシーズンにどのように働きかけ、そして同時にそれはどのようみベッターに影響を与えたのでしょうか? 3つのカテゴリを見てみましょう。

VARのレッドカードへの影響

パッと見てみると、レッドカードに関しては、VARの影響はそれほど大きいものではありませんでした。2019/20には44人の選手が退場。これは、前の3つのシーズンにそれぞれ退場を命じられた選手47人、38人、41人とほぼ一致しています。

VARによって決定されたレッドカードがあった2試合中7試合は、決定が下されたときと同じスコアラインで終了しています。

しかし、よく見てみると、VARは確かに懲戒処分の判断を変えていることがわかります。 ストックリーパークにより12枚のレッドカードの決定が覆されました。3つの退場が取り消され、9人の選手が映像が確認されたあと、他の選手たちより早めにグラウンドを去っているのです。

VARによる診断が介入した結果は、6枚の追加レッドカード。つまり、今シーズンは過去21年間で最も少ない退場処分で2017/18とタイになったと言う事です。 12枚のレッドカードの決定は、1〜2人によるオフィシャルのジャッジだけではない、10の異なるVARによって行われました。 VARの判断がなかった場合、試合がどのように展開されたかを確実に知ることは不可能ですが、12試合のうち7試合は、レッドカード審判の時点でのスコアラインで終了しています。

VARが決定したもう1つのレッドカードは議論されるべき試合が、6月に行われたチェルシー対マンチェスターシティ戦。チェルシーが2-1でホームチームとして勝っていた試合が進んでいた時に、ハンドボールでのフェルナンジーニョに対するレットカードが出されました。これを元に、最終的にウィリアンが得たペナルティキックで、2-1のスコアラインはリバプールが30年ぶりにチャンピオンに輝く結果となりました。ベッティングの観点から言えば、2.5ゴールを超える試合前の優先オプションにも確実に対応できました。

ペナルティに対するVARの影響

ハンドボール法も今シーズン前に変更されたため、ペナルティに関してはVARの影響だけを正確に測定することはできません。ただし、最終的な合計92のスポットキックは、過去10年間でシーズンごとに授与された平均94.8とほぼ一致しています。

VARがなかったとしたら、2019/20にプレミアリーグのペナルティの58.3%をホームチームに与えられたことになります。しかし、実際はVARの導入により51.1%にとどまっているのです。これで終わりではありません。レッドカードと同様に VARは20回のペナルティを与え、フィールドにいる審判が判断を下した後に7つのペナルティが取り消されたのです。この正味13のペナルティがなければ、2005、2006年に74が課されて以来、プレミアリーグシーズンで最も少ない数となります。

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セリエAとMLSの両方にて、VARが導入されてからペナルティに関するホームアドバンテージの低下が見られ、2019/20プレミアリーグシーズンでも同様の状態が起こりました。前の10シーズン全体で、ペナルティの60.1%がホームサイドに与えられたのです。今シーズンのペナルティはわずか51.1%、合計で47年間で最低を記録しました。2018/19年の数値は52.4%でしたので、その比率から大幅に下がることはありませんでしたが、それらの低い数値はどれもVARから発生したものでした。13回のペナルティの増加は、アウェイチームを支持して12対1に分割されています。クラブは、ビデオレビューの結果、3つのスポットキックが取り消された可能性がありますが、ストックリーパークからもまとめて15が与えられました。

大6チーム、特にマンチェスターの2チームにペナルティを課される確率が高くなっています。前の5つのシーズン全体で、上位チームはペナルティーの35%を獲得しましたが、2019/20では48%を獲得しました。ただし、VARが導入されてからも大きな違いはありません。大きなクラブは、今シーズンのVARの関与なしに行われた72のスポットキックの47%を勝ち取りました。この数値の増加はスタジアムの審判から下っています。

ベッティングの観点から見てみれば、 通常、ペナルティが採点されることは、そもそも最初にペナルティが与えられる場合よりも重要になるのです。ここで、VARチェックによる遅延が影響した可能性があります。

今シーズンの92回のスポットキックのうち、20回がミス。コンバージョン率は78%になりました。ただし、失敗の9つは、VARの結果として与えられた20のペナルティから発生しています。つまり、VARチェックがなかった場合のペナルティ変換率は85%だったのに、ストックリーパークが介入した場合のペナルティ変換率は55%に減少しているということになります。これは些細なサンプルにすぎませんが、長期間見ていかなければいけない数字であると言えるでしょう。

VARがもたらすゴールへの影響

2019/20年には、プレミアリーグで得点したゴールは1034点で、前のシーズンでは38点の減少でしたが、過去10年間の平均を11点しか下回っていません。新システムは、試合の基本的な1X2市場に影響を与えただけではなく、ゴールの有無の判断が、ゴールデンシューズ賞の市場を混乱させました。

VARは、元々ピッチでは認められなかった10点のゴールを良しとしましたが、さまざまな侵害に対して得点されたはずの56点を許可しませんでした。VAR導入がなければ、イングランドのトップディビジョンには1080点のゴールが得点され、これまでの20シーズンのどれよりも多くの得点があったはずなのです。

ただし、スポーツブックに関係するのはゴールの総得点数ではなく、結果に関連する賭けに対するゴールが重要になってきます。これらの承認されたゴール、承認されなかったゴールがベットの結果に明暗をつける事柄であるか否かを明言することはできませんが、非常に関連性の高い試合がいくつか存在したのは確かでしょう。90分以降に得点されたゴールに対しVARの介入が行われた8つの試合がありました。マンチェスターシティには2点のゴールがありましたが、トッテナムに対する2-2の引き分けでのガブリエル・ジェズスの努力は、リバプールに対する4-0の勝利でリヤド・マフレズよりも明らかに重要でした。

レスターは、12月にエバートンに対して94分の勝者を授与されましたが、サウサンプトンに2-1で敗れた場合、90分のイコライザーは認められませんでした。 おそらく最も影響を受けたチームはプレミアリーグに加わるか外されるかのギリギリであったボーンマスだったでしょう。7月のトッテナムとサウサンプトンとの試合で負傷タイムゴールは許可されなかったのです。

また、初期に許可されなかったゴールがあったとしても、チームの士気には影響を及ぼさず、両チームの得点、または合計ゴールの高いが多かった例もあります。 たとえば、アストンヴィラ対バーンリーは、25分の開幕ゴールが除外されているにもかかわらず、2-2で終了しました。ただし、VARが賭けの成功に大きな影響を与える可能性のある市場であることは明らかです。

おそらく、賭けをする人にとって最悪の部分は、VARがいつどのように判断をし出すかが予測できないことです。ランダムな要素に満ちたスポーツでは、VARがそれを揺るがす最大のポイントとなる場合があり、ベットをする人たちにとっては、バットニュースになりかねません。